ブルガリア・ルーマニア紀行（その8）

8日目の朝です。

ヒルトンでの朝ごはん。

シャンパーニュとオレンジジュースのカクテル「ミモザ」を発見！
やっぱり五つ星ホテルのモーニングブッフェは違いますね～。

8日目は、午前中がブカレストの観光、午後がフリータイムでした。

まず、ホテルのすぐ近くの革命広場周辺の散策。

アテネ音楽堂

国立美術館

クレツレスク教会

旧共産党本部

革命広場

革命広場から、国民の館へ。

ルーマニアといえば、社会主義時代のチャウシェスク大統領が頭に浮かびますが、

国民の館は、そのチャウシェスク大統領が造らせた巨大な宮殿です。

世界で2番目に大きな建築物で、ペンタゴンに次ぐ規模だそうです。

外観

国民の館から統一広場へ続く道路

国民の館は、現在は国際会議やコンサート等で使用されています。

有料の見学ツアーに申し込めば、内部が見学できます。

入場にはパスポートが必要。

バルコニーからの眺め

国民の館の見学の後は、大主教教会へ。
ルーマニア正教の教会です。

午前中の観光が終わってランチ。
ランチは中華のコース料理でした。
たしかヘルシンキに行ったときも、ランチが中華料理だった。。。

午後は、旧市街の方まで散策に出かけました。

このあたりから旧市街

カルトゥレシュティ・カルセルという19世紀の建物を利用した本屋＆雑貨屋さんに立ち寄りました。

最上階がカフェになっていて、ちょっとひと休み。

何となく手紙舎みたいな感じのお店でした。

 

夜ごはんはヒルトンのレストランで。

最後の晩餐です。

エビとリンゴのサラダ

七面鳥とマッシュルームのルラード

焼きたてのパン

デザート（クレマカタラーナ）

早いもので、ブルガリア・ルーマニアの旅もあと1日となりました。

ブルガリア・ルーマニア紀行（その7）

7日目の朝。

毎日ずっと晴れていたのに、初めての曇り空。
天気予報によると、気温もかなり低いみたいです。

この日は、ブラショフからシナイアを経由してブカレストへ向かいました。

最初にブラン城の見学。

ドラキュラゆかりのお城だそうですが、ドラキュラのモデルとなったヴラド3世の祖父が建てたというだけで、実際にヴラド3世は住んでいなかったそうです。

人気の観光スポットらしく、お城の入口から長蛇の列でした。
おまけにお城の中も大混雑で、写真を撮るのも一苦労でした。

ブラン城の周りは屋台やお土産屋さんが並んでいて、とても賑やか。

ブラン城を出発してシナイアへ。

ブラショフへ向かう時も通った道路で、その時も大渋滞でしたが、またまた大渋滞。

この辺りはリゾート地が点在しているため、そこへ向かう車でいつも渋滞しているようです。

やっとシナイアへ到着。

シナイアのホテル パレスのレストランでランチ。
名前の通りお城のような素敵なホテルでした。

野菜のポタージュスープ

ロールキャベツ（サルマーレ）

デザート（エクレア）

ランチの後は、シナイアのペレシュ城の見学です。
初代ルーマニア国王カロル1世によって建てられたペレシュ城は、ルーマニアで最も美しいお城とされています。

シナイアを出発して、ルーマニアの首都ブカレストへ。
ブカレストが最後の観光の街となります。

 

夜ごはんは、Calu cu bere という地元で人気のレストランでいただきました。

 

チキンサラダ

コールスロー

ビーフブルギニヨン

デザート（ルーマニア風ドーナツ）

最後のホテルは、アテネ パレス ヒルトン ブカレスト。
ブカレストで最高級のホテルです。

革命広場のすぐ近くで、どこに行くにも便利な立地です。

残りあと2日となりました。

ブルガリア・ルーマニア紀行（その6）

6日目の朝です。

ラマダ ブラショフでの朝ごはん。

この日は、午前中がシギショアラ、午後がブラショフの観光でした。

ホテルを出発して、シギショアラへ。
「シギショアラ歴史地区」として世界遺産に登録されています。
ルーマニアといえばドラキュラ伝説ですが、シギショアラにはドラキュラのモデルとなったワラキア公ヴラド3世の生まれた家が残っています。

シギショアラの城壁

城壁の中は、カラフルで可愛らしい街並みです。

街のランドマークの時計塔

時計塔からの眺望

様々な都市までの距離が表示されたプレートが貼ってありました。

東京までは8,890Km。

 
ドラキュラゆかりのレストラン「Casa Vlad Dracul」でランチです。
ここがヴラド3世の生家だそうです。

トマトとチーズの温かい前菜

お肉料理（ポーク）とリゾット

アイスクリーム

バーカウンターの脇の階段を上がると、ドラキュラの部屋が見学できます。

ランチの後は、自由に街の散策。

トゥクトゥクって、確かタイの乗り物ですよね。

シギショアラにもあるなんて、びっくり。

聖ヨーゼフ・ローマ・カトリック教会

屋根付き階段

屋根付き階段を上がったところに、山上教会があります。

山上教会

散策の後は、ブラショフへ戻って旧市街の観光です。

 
ルーマニアの第二の都市ブラショフ。
人通りも車も多くて賑やかです。

歩道に、スキー場で見かけるリフトマップが立っていました。
トランシルバニア地方は、冬は非常に寒く、スキー場がいくつかあるそうで、ブラショフも有名なスキーリゾートだそうです。

まるでハリウッドみたいです。

黒の教会

写真に納まりきれないほど、とても大きな教会です。

教会内部の撮影はNG。

黒の教会から15分程歩いて、聖ニコラス教会へ。

スケイ門

 聖ニコラス教会

スフォリー通り

ヨーロッパで3番目に細い通りだそうです。

「細い通り」って、いろんなところにありますね～。

レプブリチ通り

カフェやレストランが並んでいて、とても賑やかな通りです。

夜ごはんは、レプブリチ通りの近くのレストランで。

ルーマニアワインの試飲と、民族音楽のショーを観ながらのディナーです。

白、ロゼ、赤の3種類のルーマニアワインを試飲。

 

前菜の盛り合わせ

サラダ

お肉料理（チキン）

デザート（アップルパイ）

夜ごはんが終わって、ホテルへ。

よく歩いた1日でした。

ブルガリア・ルーマニア紀行（その5）

5日目の朝です。

ホテル パノラマでの朝ごはん。

この日は、国境の街ルセを経由して、ルーマニアのブラショフまで大移動。
観光はなく、ひたすらバスでの移動だけになります。

ツァレヴェッツの丘に立ち寄って写真撮影。

ヴェリコ・タルヴォノを後に、ルセへ出発。

2時間程でルセに到着。

ルセでブルガリアの観光バスからルーマニアの観光バスに乗り換えです。
ブルガリア到着からずっとご一緒してくださったガイドのエビシャンさんと、ドライバーのニコライさんとはここでお別れです。
ルーマニアの現地ガイド マグダさんと、ドライバーのマリアンさんにバトンタッチ。

ランチはグランド ホテル リガの、ガーデン レストランで。

お魚のスープ

お肉と野菜の煮込み

ランチの後、ルーマニア目指して出発。
出発してすぐ国境です。

ブルガリアとルーマニアとの間には、ドナウ川が流れています。
ドナウ川にかかる橋の真ん中が国境で、橋の手前が出入国審査です。
まるで高速道路の料金所みたいです。

ブルガリアもルーマニアもシェンゲン協定加盟国ではないので、しっかりパスポートチェックがあります。
日本人だと、スルーされることが多いですが、今回は全員のパスポートを回収されました。
スタンプを押されたパスポートが戻ってくるまで、かなりの時間待たされました。

国境を越えて、ルーマニアに入国。

しばらく走ると、ルーマニアの首都ブカレストに到着。

路面電車やトロリーバスが走っています。

「ルーマニア」という国名は、「ローマ人の国」という意味なんだとか。

したがって、東欧であるにもかかわらず、なんとラテン民族の国なんですって。

ルーマニア語もイタリア語やスペイン語などのラテン系の国の言語に似ているそうです。

そういわれてみると、キリル文字だらけだったブルガリアと違って、ルーマニアはアルファベット。

ルーマニアがラテン系の国なんて、驚きですね。

ブカレストを通過して、トランシルバニア地方のブラショフへ。

途中、ショッピングモールの中にある両替所に立ち寄り、ルーマニアの通貨レウ（レイ）に両替。

ブルガリアと同様に、ユーロかUSドルからの両替がベストです。

 

トランシルバニアとは「森の彼方の国」という意味だそうですが、その通りの景色です。

夜になって、ようやくブラショフに到着。
ヨーロッパの夏は日が長いので、夜といっても、まだまだ明るい時間ですが・・・
1日中バスに乗っているだけでも、結構疲れました。

宿泊はラマダ ブラショフ。
こちらに2連泊します。

 
 

夜ごはんは、ホテルのレストランでした。

チーズのフライ

お肉料理（チキンのグリル　チーズソースがけ）

デザート（フルーツカクテル）

ワインは、もちろんルーマニアワイン。

ルーマニアワインは、さすがに日本でも飲んだこと無いので、ブルガリアワイン同様、たっぷりいただきたいと思います。

ブルガリア・ルーマニア紀行（その4）

4日目の朝です。

ラマダ ホテルでの朝ごはん。

現地通貨が足りなくなってきたので、朝ごはんの後、ホテルのカジノで両替。

添乗員さんによると、カジノでの両替はとても良いレートなのでおすすめだそうです。ブルガリアに限らず、どこの国もそうなんだとか。
そもそも、カジノで両替ができるなんて、初めて知りました。
勉強になりますね。

ホテルを出発して、バラ祭りで有名なカザンラクへ。

電柱の上にコウノトリの巣があって、ちゃんとコウノトリがいました！
ソフィアからリラへ行く途中にも、コウノトリの巣があったけど、このあたりもコウノトリが来るところなんですね～。

途中立ち寄ったガソリンスタンドのショップで、アイランを見つけました。

塩味のヨーグルトドリンクです。
日本で飲まれているヨーグルトドリンクよりもサッパリしていて美味しいです。

2時間程でカザンラクへ到着。

まず、バラ博物館へ。

6月のバラ祭りの時期なら、庭のバラが満開で綺麗なのでしょうが、今の季節はチラホラと咲いている程度。
館内も閑散としていて、わざわざ入館するほどの施設ではなかったです。

バラ博物館を出て、トラキア人の墳墓へ。
世界遺産に登録されています。
残念ながら、本物は保護のため見ることはできませんが、フレスコ画のレプリカを見学することができます。

この奥にレプリカがあります。

カザンラクのホテル パラスのレストランでランチ。

ブッフェスタイルだったので、ブルガリアのお料理がいろいろ楽しめました。
スィレネ（白いチーズ）、ロゾヴィ・サルミ（ブドウの葉で挽肉などを巻いたもの）、ケバブチェ（挽肉の炭火焼き）、キュフテ（ハンバーグ）etc.

お肉料理は、BBQスタイルで。

ランチの後は、ヴェリコ・タルノヴォへ移動。
カザンラクから2時間くらいかかりました。

ヴェリコ・タルノヴォは、ヤントラ川沿いの急斜面にある小さな町です。
元大関琴欧州がこちらの出身だそうです。

到着後、ホテルにチェック・イン。
宿泊は、ホテル パノラマです。

ホテルは斜面に沿って建てられているため、ロビーからの眺めはとても素晴らしいものでした。

お部屋からの景色も、こんな感じなのかな～と期待してましたが、入ってがっかり。
隣の建物の陰で、まったく景色は見えず。。。
お部屋も広く、せっかくテラスまでついているのに、とても残念でした。

こちらでは特に観光はなく、サモヴォドスカ・チャルシャと呼ばれる旧市街の路地の散策だけでした。

途中で見つけたワインショップ。

気になって、覗いてみました。
テイスティングコーナーがあって、何種類か試飲させてくれました。
お土産用のブルガリアの白ワインを調達しました。

ホテル パノラマのレストランでの夜ごはん。

サラダ

お魚料理（ピラティアの唐揚げ）

デザート（チョコレートケーキ）

ブルガリア観光もこの日で終了です。
翌日は、バスで1日かけてルーマニアに移動します。

ブルガリア・ルーマニア紀行（その3）

3日目の朝です。
前日と同じくヒルトン ソフィアでの朝ごはん。

外にはテラス席もありました。

午前中はソフィア、午後はプロブディフの観光でした。

アレクサンダー・ネフスキー寺院

教会内部の撮影は有料でした。
ブルガリアは、入場できても、撮影が禁止だったり有料だったりするケースが結構あるようです。

聖ソフィア教会
アレクサンダル・ネフスキー寺院のすぐ近くにあります。

聖ニコライ・ロシア教会

国立劇場

建物にかこまれた中庭に遺跡がありました。

その奥にあるのが聖ゲオルギ教会です。

聖ゲオルギ教会
入場はOKですが、内部の撮影は禁止です。

セルディカ遺跡
地下鉄工事の際に発見された遺跡で、本当に地下鉄の駅の目の前にあります。

遠くに見えるのが、バーニャ・バシ・ジャーミヤ。

ソフィアって、掘ると遺跡が出てくるところなんですね。
そういう場所だとは全く知りませんでした。

聖ペトカ教会

こちらも地下鉄の駅の目の前にあります。

ソフィア中央市場

国立考古学博物館

観光の後は、ソフィアのレストランでランチ。

内装とか、いかにもブルガリアという感じのレストランでした。

冷たいヨーグルトのスープ（タラトール）

ビーフと野菜の煮込み（カヴァルマ？）

デザート（カスタードクリーム風味のケーキ）

ランチの後は、バスでプロブディフまで移動です。

午前中のソフィア観光でかなり歩いたせいか、バスの中では、またまた爆睡でした。

眠りから覚めると、プロブディフでした。

プロブディフの街も、新市街と旧市街に分かれています。
旧市街は、ヨーロッパらしい家並みが続き、散策にはピッタリです。

民族博物館

ネベット・テペの遺跡からの眺め

ローマ円形劇場

モスク

新市街のメインストリート

プロブディフの観光も、本当によく歩きました。(^^;
ツアーでご一緒の皆さんも、さすがにお疲れのようでした。

プロブディフの宿泊は、ラマダホテル トリモンティウム。

ロビーでチェックインを待っていると、嬉しいことにチョコレートとウェルカムドリンクのサービス！

 
ホテルのレストランでの夜ごはん。

トマトサラダ

ミートボール

デザート（リンゴのケーキ）

ソフィア、プロブディフと、本当によく歩いた1日でした。

ブルガリア・ルーマニア紀行（その2）

ホテルの朝ごはん

フルーツジャムのサーバー

オムレツなどの卵料理は、その場で作ってくれます。

朝ごはんの後、現地ガイドのエビシャンさんに両替所へ連れて行っていただきました。
ブルガリアの現地通貨レフ（レヴァ）は日本では両替できず、両替は現地に到着してから。
銀行、ホテル、両替所などで両替できますが、日本円から直接両替できないところもあるので、ユーロかUSドルを用意していく必要があります。
なかなか面倒ですね。。。

2日目は、ボヤナ教会とリラの僧院の観光でした。
どちらも世界遺産に登録されています。

ホテルを出発して、まずボヤナ教会へ。

教会の中が狭いため、1度に入場できるのは10人程度。
そのため、事前に予約しないと見学できないこともあるそうです。
また、フレスコ画の保存のために、内部の写真撮影は禁止でした。

ボヤナ教会の見学後、リラの僧院へ。

リラのレストランで、ランチです。

豆のスープ

リラの名物マスのグリル

デザート（クレープ）

リラの僧院は、ブルガリア正教の修道院です。
外観は、何となくスペインのメスキータに似ていますね。
中央の教会の内部は、豪華なフレスコ画が一面に描かれていますが、こちらも残念ながら撮影禁止。。。

若い女性が、出入口近くの壁の修復作業をしていました。

ホテルまでのバスの中は爆睡していたため、車窓の写真は全く撮影できませんでした。
目が覚めた時は、もうホテルの目の前でした。(^^;

夜ごはんまで時間があったので、散歩がてらスーパーへ買い物に。

スーパーは、ホテルの近くのショッピングモールの中にあります。

夜ごはんは、ホテル（ヒルトン ソフィア）のレストランで。

チーズがたっぷりかかったサラダ

メインはお肉料理（ポーク）

デザート（ミルクケーキ）

ワインは、もちろんブルガリアワイン！

ブルガリアワインは、日本ではなかなかお目にかかれないので、今回の旅行ではブルガリアワインを堪能したいと思います。

この日のワインはこちら。

ごちそうさまでした。