蓬莱洋館 ヴィラ・デル・ソル(その1) 

GWの後半は、温泉に一泊旅行。宿は、憧れの「蓬莱洋館 ヴィラ・デル・ソル」。
熱海伊豆山温泉の旅館「蓬莱」の敷地の中に佇む小さなホテルです。
客室は、たった7室のみ。ホテルというより、オーベルジュに近いかも。
建物は、明治時代に建てられた西洋館。当時、麻布飯倉の紀州徳川家の邸内にあったものを、昭和8年、現在の場所に移したそうです。
普通のホテルのようなチェックインカウンターなどはなくて、係の人に名前を告げるとそのまま応接間のようなラウンジに通されます。ハーブティーをいただきながらひと休みした後、お部屋に案内されました。






洋館1Fのラウンジは、とてもクラッシック。
貴族のお屋敷の応接間に、通されたみたい。






客室は、洋館部分とは違って新しい建物です。
お部屋は、スタンダードタイプのツインルームで、シンプルだけど広くてゆったりしています。
海に面した側は、床から天井付近まてガラス張りなので、とても解放感があります。
クローゼットには、スリッパ、バスローブ、浴衣等が揃えてあり、全て大小2サイズ用意されていました。旅館の浴衣は、大小用意されていることがあるけど、ホテルでも、こういう配慮があるのはうれしいですね。


洋館部分から、客室へ続く廊下。






バスルーム。
ソープ、シャンプー類は、なんとブルガリです。
タオル、バスローブはフカフカで、どんな洗剤で洗っているのかと思うほど良い香りでした。





ホテルのゲストは、同じ敷地内の旅館「蓬莱」の温泉を利用できます。
お部屋のバスルームでくつろぐのも良いけど、やっぱり温泉も楽しまなくちゃね〜。
お風呂は、2ヶ所(「走り湯」と露天の「古々比の瀧」)あって、男女入れ替えになっています。
ホテルからお風呂までは、敷地内を歩いて5分程ですが、急な石段を上がっていかなくてはいけないので、足腰の弱い人やお年寄りには、ちょっとつらいかも。足元に置かれた照明だけなので、夜は暗すぎて危険な感じがしました。風情があっていいですが、改善したほうがいいのでは・・・
どちらのお風呂も、相模湾を遠くに見ながらお湯に浸かることができます。
特に露天の「古々比の瀧」からの眺めは、最高でした。(^.^)
ちなみに「古々比の瀧」は、脱衣場も、洗い場もすべて外。まあ外といっても一応屋根があり、脱衣場はガラスで仕切られていますが・・・なんとなく、アジアのリゾートホテルのスパのような雰囲気でした。
どちらのお風呂にも、タオル、ボディソープ、シャンプーはもちろん、コットンやシャワーキャップなどアメニティグッズはひととおり揃っているので、手ぶらでOK。ミネラルウォーターまで用意されているところも、なかなか行き届いたサービスですね。