お食事は、洋館2Fにあるレストラン南葵文庫でいただきます。
1Fのラウンジ同様にクラッシックな内装で、まるで明治時代にタイムスリップしたみたい。
夕食は、フレンチのフルコースで、シーフード中心のお料理。お皿の数は多いのですが、味付けがあっさりしているので、それほどのボリューム感はなく、女性でも残さずいただけると思います。
サービスの人が口頭でメニューの説明をしてくれましたが、宿泊客はあらかじめお料理が決まっているのだから、メニューカードくらい席に用意しておいてほしかったな〜。
ワインリストは、フランスのものが中心でしたが、イタリアや日本のものもいくつかありました。良い造り手のワインが揃っていましたが、全体的にお値段は高め。
グラスワインも、いちおう泡、白、赤と用意されていたので、とりあえずグラスシャンパンを頼んでお料理を待つことにしました。
最初のお皿は、アミューズ。
¨シッタカ¨という小さな貝です。
オードブルの1皿目は、真鯛のカルパッチョ。
カルバッチョと呼ぶには、ちょっと物足りない味付けでした。
2番目のオードブルは、伊勢海老のロースト。
ワインは、LOUIS JADOTのブルゴーニュブランをグラスでオーダーしました。
3番目のお皿は、蛤の炭火焼き。
中の旨味を逃がさないように、貝殻が開かないようにして焼くのだそうです。
閉じられた貝殻は、テーブルに運んでから開けてくれました。
オードブルの後は、スープ。
冷たいじゃがいものスープ(ビシソワーズ)です。
赤ワインは、Casa EnmaのChannti Classico 2005をオーダーしました。
Casa Enmaは、今までに何度か飲んだことがありますが、「これがChannti?!」と思うほど、なかなか良くできたワインだと思います。
Chantiのイメージが変わりますよ。
お魚料理は甘鯛のポワレ。
最後のお料理は、子羊のロースト。
デザートは、苺のパイ。
ミルフィーユのように薄くてサクサクした軽いパイ生地の中に、苺とカスタードクリームが入っています。
朝食も、夕食と同じレストランで。
海の見える窓際の席に通されました。
朝食は、ブュッフェスタイルではなく、ちゃんとスタッフが席にサービスしてくれます。
搾りたてのオレンジジュースをいただいた後、ヨーグルト、サラダ、卵料理を順番に運んできてくれました。
卵料理は、好みの調理方法をリクエストできます。
うさぎは、オムレツに、ボイルしたハムを添えていただきました。
パンに添えられたジャムは、苺とレモン。
チェックアウトは、11時。
旅館のチェックアウトって10時だから、朝食の後、かなりあわただしい感じがするけど、11時だと少しのんびりできますね。
精算も、やはり1Fのラウンジで。
ソファで待っていると、担当の人が、伝票を持ってきます。
その間に、車が玄関前に用意され、荷物もちゃんとシートに積んでありました。
高級旅館が経営しているせいか、サービスにも細やかな気配りが感じられるホテルです。
ただ、お部屋や料理のクオリティ等を考えると、宿泊費がちょっと高いかも・・・まあGWだからしかたがないか。(^^;
◇ホテルのデータ
VILLA DEL SOL
静岡県熱海市伊豆山759
Tel 0557-80-2020
URL http://www.izusan-horai.com/hotel/