ペルー紀行(その7)

最後の目的地プーノへ出発。
せっかく、五つ星の素敵なホテルに泊まったというのに、ホテルでゆっくり過ごす時間が無かったのは、残念だったな〜。


ホテルの朝ご飯。
パンが、とても美味しくて感動!
中庭に面した席で、いただきました。




プーノは、ボリビアとの国境のすぐ近くにあります。
クスコよりもさらに標高が上がるそうで、約3800mくらいのところにあるんだって。ここまでは、高山病の症状も無く、ピンピンしていたうさぎだけど、そろそろヤバイかも。
途中、標高約4300mのラ・ラヤ峠を通過するのですが、4000mなんて、もう想像を超える世界ですね。




ランチは、お弁当でした。
どんなお弁当なのかと思っていたら、なんと、おにぎり!
梅干し、鱒、炊き込みご飯の3種類。
梅干しは日本からの輸入品なのでしょうか。とても美味しい梅干しでした。鱒は程よい塩味で塩シャケのようだったし、炊き込みご飯も日本でいただくものと全く同じ。
海外で出会う日本食って、たまに偽物みたいな時があるけど、ペルーで、こんなに美味しい完璧な日本食を口にできるとは思っていませんでした。
おにぎりに巻く海苔は、ちゃんと別のパッケージになっていて、パリパリなのが嬉しい。付け合わせの浅漬けも、ホンモノです。
なかなか感動的なお弁当でした。(^^♪




ラ・ラヤ峠を越え、プーノに到着。
ボリビアとの国境にまたがるチチカカ湖へ。チチカカ湖には、トトラという葦を重ねて作った人工の浮島が、大小40ほど浮いています。モーターボートに乗り、浮島を訪問しました。
島は、結構大きくて、とても湖に浮いているとは思えないほど。大きな島には、学校や病院まであって、島で生活している人は合わせて700人くらいもいるそうです。





ツアーの皆さん、民族衣装を着せてもらって、記念撮影。


プーノのホテルは、リベルタドール・ラゴ・チチカカ。湖の見渡せる、五つ星のデラックスホテルです。


夕食を食べに、ホテルのダイニングに行ったら、お客様は、日本人ツアー客と、リッチそうな欧米人のみ。なかなか面白い光景でした。
たぶん欧米人の方々は、慌ただしいツアー客と違ってゆっくりホテルライフを楽しんでいるのでしょう。羨ましいな〜


夕食は、カボチャのポタージュスープ、鱒のソテー。
プーノもクスコ同様に夕方から気温が下がるため、すっかり身体が冷え切っていて、温かいスープがとても嬉しかった。






食後に、コカ茶とティラミスをいただきました。
コカ茶は、南米では一般的なお茶で、高山病の症状を緩和するとされています。ホテルのロビーなどにもポットが置いてあって、自由に飲めるようになっています。
クセの無い飲みやすいお茶ですが、コカの葉はコカインの原料だそうで、コカ茶をペルー国外へ持ち出すことは禁止されています。お土産に買って帰りたかったのに、とっても残念!