イタリアスキー紀行(その2)

うさぎが滞在していたコルチナは、「ドロミテスーパースキー」という広大なスキーエリアにあります。
ドロミテは、12のスキーエリアがあって、コース総滑走距離は1200kmという世界最大級のスキーエリアです。
そのドロミテの中でもトップクラスの高級リゾートが、このコルチナ。夜になると、毛皮の帽子やロングコートを身にまとった人々が、街を行き交っています。


◆ファローリア、クリスタッロ

1日目は、ファローリアとクリスタッロという、コルチナエリアのスキー場へ。
スキー場までは、シャトルバスで10分くらい。バス停はホテルから歩いてすぐです。
ちなみに、コルチナ付近のスキー場には、シャトルバスや路線バスが便利です。バス代はスキーパスに含まれているので、スキーパスを持っていれば、自由に乗り降りできるシステムです。

天気は、朝から見事に晴れ。
このあたりは、もともと晴天率が高く、雪が少ないところだそうです。でも、、ありがたいことに今年はとても雪が豊富とのこと。なんでも22年ぶりの大雪なんだとか。


ファローリアとクリスタッロのゲレンデマップ。


午前中は足慣らし。
ファローリアを、何本かゆっくり滑りました。
天気は良いのですが、気温はかなり低かった。ガイドさんの話では、何日か前から寒気がおりてきていて、気温の低い日が続いているそう。いつもなら2〜3本滑ると一汗かくくらいなのに、全然身体が暖まりません。リフトに乗っているのがつらくなるほど、久しぶりに寒いスキーでした。(>_<)
まあ、寒いぶん雪質は最高でしたけどね。




ランチは、ファローリアのゲレンデで。
日本のスキー場にもあるようなセルフサービスのレストランだけど、メニューはかなり豪華。サラダやスープにパスタ、ステーキまであって、ワインもボトルで10種類くらいありました。
さすが高級リゾートスキー場だけあるな〜。
うさぎは、身体が冷えきっていたので、スープをいただきました。牛肉入りの具だくさんのミネストローネって感じで、これだけで充分お腹いっぱいになる量でした。


ランチの後は、クリスタッロへ。
クリスタッロは、シルヴェスタ・スタローン主演映画「クリフハンガー」のロケ地として知られています。そういえば、雪山のシーンがあったっけ。
急な岩の壁の間にリフトがかかっていて、なかなか見応えのある景色。こんな斜面でも、しっかり圧雪されてコブひとつ無いのは、さすがイタリアって感じ。




足慣らしと言っていたわりには、夕方までしっかり滑って、ホテルへ戻りました。
身体がすっかり冷えきっていて、部屋に入るとバスルームへ直行。バスタブにお湯をはって、かなりの時間浸かっていました。こういう時は、やっぱり温泉がいいな。コルチナにも温泉があればな〜なんて、つい思ってしまいました。
身体がすっかり暖まったところで、ストレッチ&ヨガ。今回も、ちゃんとヨガマット持参ですよ。


ディナーは、キッシュ、トマトソースのショートパスタ、ターキーの胸肉のソテーに、デザートはピスタチオのジェラート
ターキーは、お肉が柔らかくてソースがとても美味しかった。(^^♪
ワインは、地元のワインだったと思います。聞いたことのないワインだったけど、まあまあでした。