エジプト紀行(その6)
観光4日目は、ルクソール西岸の観光。
あの王家の谷や、ハトシェプスト女王葬祭殿を見学しました。
王家の谷には、60以上の王のお墓が発見されています。黄金のマスクで有名なツタンカーメンのお墓も、ここにあります。
全てのお墓は、岩を掘って造られたもの。王家の谷にも、ギザのようなピラミッドがあるのかと思ってたけど、違うんですね〜。
お墓の中は何も無く空っぽですが、場所によっては綺麗な壁画が残っています。
これがツタンカーメン王のお墓。
黄金のマスク等は、カイロの考古学博物館に展示されています。
エジプト初の女王、ハトシェプスト女王の葬祭殿。
何年か前に、観光客がテロに襲われた場所です。
その影響なのか、エジプトの観光スポットは、どこも警備が厳しくて、入口では金属探知機やエックス線検査などのセキュリティチェックが必須でした。
ラムセス3世葬祭殿
西岸の観光の後、ランチタイム。
麦状のパスタが入ったチキンスープに、メインはターメイヤとビーフステーキ。
ターメイヤは、空豆をつぶして揚げたコロッケのようなもの。これもエジプトの定番料理ですが、日本人の口に合う味です。
エジプトの食事は、トルコ料理やギリシャ料理に似ていて、どれも美味しかったです。
ルクソールからカイロまでの移動は、寝台特急列車でした。
寝台車に乗るのは、全く初めての体験です。
カイロを出発してすぐ、夕食のサービス。もちろん、ビールやワインなどのアルコールもOKです。
夕食後、車掌さんがベッドをセットしにきてくれます。上段のベッドに寝ましたが、思っていたよりも快適でした。
コンパートメントには、小さな洗面所もついています。
カイロに到着する1時間位前に、車掌さんが各室のドアをノックして起こしに来てくれます。その後コーヒーと朝食のサービス。