手打ちそば すずもり

地元の手打ちそばのお店です。
おそばが美味しいのはもちろんですが、日本酒やおつまみがかなり充実していて、うさぎのお気に入りのお店。月に一度は、かよっているかな。
いつも、日本酒を一杯やりながら、おつまみを2、3品たのんで、シメはせいろというパターンです。
日本酒は、群馬の「水芭蕉」と富山の「八乙女」がおすすめ。
おつまみは、メニューにある定番のものの他に、その日のおすすめがあり、お刺身から焼きもの、揚げものとひととおり揃っています。お酒を飲む人なら、おつまみだけでも、充分楽しめちゃいますね。
おそばは、毎日店長さんがお店で打ったもの。
細くて、上品な味わいのおそばです。 




先日、いつものように美味しいおつまみをつつきながら、日本酒をいただいていたときのこと。
いつも注文している「八乙女」というお酒が、今までの味とちょっと違うのに気付きました。
店員さんが、注ぎ間違えたのかと思い、違うお酒ではないかと、思わず確認してしまったほど。
間違ったものではなかったのですが、こんなに味が変わるってあるのかなと、首をかしげてしまいました。
気を取り直して、次のお酒でも注文しようかと思っていたところに、なんと、仕入先の酒屋さんが登場。店長さんが呼んだのでしょうか、そのお酒をチェックしに来たようです。
実際にその場で試飲して、確かにいつもより酸が強いので、メーカーに問い合わせるからと言って帰っていきました。
酒屋さんの登場にはさすがに驚きましたが、それだけお店の提供するものに、自信と責任感を持っていらっしゃるのかな。
その酒屋さんは、お店のお酒について一切をまかされているとのこと。
店員さんは、お酒のことは何もわからないようだったので、話のわかる人が出てきてくれて、逆にありがたかったです。うさぎの説明を、ちゃんと理解してくれましたから。
もう一杯お酒と、せいろをいただいて、お店を出ました。
伝票を見ると、例の「八乙女」は会計に入っておらず、その後に注文したお酒もサービス。店長さんの、懐の大きさを感じました。
いろいろな意味で、良いお店だと実感した次第です。